10月8日(金) 14:30 セッション A-8
- 学術と現場をどうブリッジさせるのか
- そもそも、学術と現場をブリッジすることは必要なのでしょうか?
ビジネス上では学術重視派、現場重視派が存在するのも事実です。
「キミは学術ばかりの頭でっかちで現場をわかっていない」などという軋轢。
「もっと学術を理解していれば簡単に成果は上がったはず」などという見下した態度。
いつかどこかで感じた、見かけたような光景を一度は味わったことがあるでしょう。
また学術と現場の関係性を語る上で双方から問題提起が起きることもしばしば。
学術と現場というのは明確に分かれている訳ではなくて密接に関わっているのに、なぜか分断が起きている場面が見受けられます。
どうして、そのような分断が起きてしまうのでしょうか?
「学術を学ぶ人は実務に役立つためでなく、あくまで自分のためで利己的」
「現場は余計なことをせず、学術に基づいて仕事すればいいだけの手足」
どちらもある意味では正しく、どちらも間違っている実情。
このような偏見や差別的な考えはどのように解決するべきでしょうか?
このセッションでは、学術に長け、現場でもフル活用して成功しているビジネスキーパーソンにその秘訣や解決方法を伺いつつ、みなさんの身近な分断現象を解消して学術を現場へ活かし、もっとビジネスを円滑に、効率よくするための方策について議論します。
また、これから学術を学ぼうとするビジネスパーソンへ向けてアドバイスもしていただきます。
学ぶ事や学術は難しく考えず、モノの見方を変えてくれて、人を豊かにするものです。
ぜひこのセッションを視聴して、学術勉強に取り組んでもらえるきっかけになることを願っています。
Speaker
- 奥谷 孝司
- オイシックス・ラ・大地株式会社
執行役員 - 1997年良品計画入社。店舗勤務や取引先商社への出向後、企画デザイン室などを経て、衣料雑貨のカテゴリーマネージャーとして「足なり直角靴下」を開発。2010年WEB事業部長に就き、「MUJI passport」をプロデュース。2015年10月にオイシックス(現 オイシックス・ラ・大地)に入社し、現職。 2018年9月、株式会社顧客時間 共同CEO/取締役に就任。 著書に『世界最先端のマーケティング 顧客とつながる企業のチャネルシフト戦略』(共著、日経BP社)がある。
- 後藤 晃
- 株式会社ベアーズ
マーケティング本部 執行役員マーケティング本部長 - 株式会社ベアーズ 執行役員 マーケティング本部長(CMO) SwankyConsulting 代表。 IT・業務コンサルティングに従事しその後大手システム会社で、クラウド事業企画、マーケティングを担当。 現在は、家事代行ベアーズにて、ブランディング、広報、マーケティング全般を管掌。 その傍ら、Swankyconsulting代表として、マーケティングコンサルティング、出版、教育事業を展開。 エリアマーケティングとファンマーケティングを合わせたエリアファンマーケティングを手がける。 一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会の公認トレーナーとして、広報とブランランディングを合わせた新しい集客マーケティングを教えている。 ■資格 経営学修士(MBA) 一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会公認トレーナー 一般財団法人ウェブ解析士協会 上級ウェブ解析士 ■出版 『ビジネスモデルYOU』(翔泳社 刊)の翻訳に参画 『システムインテグレーション再生の戦略』(技術評論社 刊)の著者 ■メディア 【ホームページ】<https://swankyconsulting.amebaownd.com/> 【ブログ】<https://note.com/gocchan/m/ma0af4567b4e1> 【Twitter】<https://twitter.com/kou_goto/> 【Facebookページ】<https://www.facebook.com/swankyconsulting> 【オルタナティブグログ】<http://blogs.itmedia.co.jp/takeaway/> 【ECサイト】<https://home.tsuku2.jp/storeDetail.php?scd=0000083649>
モデレーター
- 高広 伯彦
- スケダチ
代表 - マーケティングコンサルタント。社会情報大学院特任教授。博報堂、電通、Googleを経て独立。現在はB2C/B2B、ベンチャー、大手上場企業問わず、各種企業のマーケティングや事業開発支援を行っている。実務における広告テクノロジー、マーケティングテクノロジー、顧客視点での事業・プロダクト開発についての知見と経験が豊富である。現在は、京都大学経営管理大学院の博士課程に在籍し、学術の世界においてもマーケティングやサービスデザインについての研究活動を続けている。主な著書『次世代コミュニケーションプランニング』、『インバウンドマーケティング』など。他論文・寄稿に「コンテクストを重視した企業コミュニケーション活動への視点」『広報研究』25号 2021年、「デジタルマーケティング〜マーケティングの民主化」『一橋ビジネスレビュー』VOL.64 NO.2 2016年など。